読書っていったい何の役に立つんですか?

【教えて】親は読書をしろっていうけど、本なんて何の役に立つの?

Q.国語の成績があまりよくないのは、本を読まないからだって親から言われました。読書をすれば、言葉も覚えるし感性も豊かになるって。世の中の偉い人はみんな読書をしているって。でも、感性を磨くなら本よりゲームをした方がいいし、言葉ならネットで検索すればすぐ分かります。読書って何の役に立つのですか?

A.どんな大人に聞いても、読書が悪いという人はいません。でも、何の役に立つの?と聞かれたらすぐに答えを返せる人は少ないかもしれません。私たち大人も読書をしろしろ、と親に言われてきたからです。もう刷り込みのようになってしまっているんですね。そうやって刷り込まれた結果、さて大人になってどうなったでしょうか?あるアンケートでは、30代40代の大人の約半数は本を全く読まないか、読んでも週に1時間程度と出ています。つまり、読書をしなくなってしまっているんです。これは色々な理由が考えられます。仕事が多忙で読書する時間がない、携帯やソーシャルネットなど読書以外にやることが増えた、欲しい情報はネットで得てしまって本を必要としない、などなどです。

大人でさえしていない読書、何の役に立つのか疑問を持つのは当然のことです。はっきり言えば、そもそも、国語の成績を上げる、言葉を覚える、感性を豊かにする、これらは読書のメインの目的ではありません。それでは読書は本当は何の役に立つのか。読書をすることの目的はずばり、「現実では出会えない沢山の人の人生を体験したり、話を聞いたりできる」ことなのです。私たちが頑張って生きてもせいぜい90歳。その間に出会える人の数はたかが知れています。実際に出会った人から影響を受けて、人生が豊かになることもあるでしょう。しかし、なかなか難しい。そんな時、読書は人生の指針となるべき影響を著者や登場人物との出会いから得ることができるのです。

小説なら登場人物の経験を追体験したり、ノンフィクションなら実際に起こった事柄を想像して、評論やエッセイなら著者と語らっているような感覚で。本のジャンルを問わず、読書には個人で向き合う空間が生まれるのです。他のメディアにはない読書の特徴があるとすれば、この個人の感覚です。映画や音楽やテレビは多人数で一緒に見ることができます。しかし、読書の場合は特殊な場合を除いて、ほぼ一人で本に向き合います。書かれた活字を読むことで、自分ひとりで色々なことを思いめぐらすことができるのです。親から良いものと刷り込まれるのではなく、読書は沢山の考えや体験との出会いである、というふうに捕えると、読書に対する見方が変わります。明日、自分の人生を変えるような人と出会う…そう考えると、少しドキドキしませんか?

ドキドキしてくることで、それが読書がきっかけだったとしても、結婚を意識してくる人っていますよね。実は私もその1人で、過去にはウェディングを挙式したこともあります。私は岐阜に住んでいますがいい結婚式場はここだと思います。読書だからといって、バカにしてはいけません。読書から培われる感情にはきっと愛情という感情も育まれているはずなのです。そしてストーリーの中にはゴールインであったり子供が出来たりと婚姻届の提出後に起こる出来事もきっとたくさんあるから勉強になるのです。